2010年7月10日 運営委員会議事録

連協運営委員会の報告

2010/07/10@中落合ことぶき館

<司会>鈴木さん(早稲田南OB)

<参加>中落合、せいが、早稲田南、西落合、北二、北一、戸山、北山伏、信濃町、中井、西新宿、上落合

<議題>

1)東京都研究集会の報告

2)子ども家庭部との懇談会に向けた要望書について

3)指導員の状況

4)連協大運動会&バザー

5)その他

 

<今後の予定>

09月11日(土)運営委員会&運動会実行委員会 18:00~ @戸山児童館

09月(日時未定) 子ども家庭部との懇談会

10月09日(土)運営委員会&運動会実行委員会 18:00~ @(場所未定)

10月30日(土)運動会前日準備、バザー品等搬入

10月31日(日)連協大運動会&バザー

 

※8月の運営委員会はありません。

※9、10月の運営委員会は運動会実行委員会を実施します。運動会担当の方は必ず出席願います。来られない場合は代理の方の出席をお願いします。

 

 

1)東京都研究集会の報告

毎年開催されている東京都連協の研究集会が先週、都立青山高校で行われた。新宿からも指導員を含め20数名が参加した。

新宿は分科会「地域の子育て~学童保育を巣立ったら」を担当し、活発な意見交換がなされた。

(参加者の声紹介)

・全児童対策を実施している区もあるが、新宿区でも来年度には全校でも「子どもひろばができ、卒館後の居場所として使える。

・4年生の夏休みが一番問題。お昼をどこで食べるか?が課題。

・文京区では館によっては子どもに「卒館しても来ていいよ」と積極的に声かけし、長期休みの際に一緒にお弁当を食べている。

・父母会にOB会がある。卒館後も保護者の交流があると子どもも繋がることができる。

・地域の人と交流を持っていると助けられることが多い。困った時に子どもが行ける場所があると良い。普段から子どもと確認しておく。

(その他詳細は連協ウェブサイトでご覧下さい)

 

 

2)子ども家庭部との懇談会に向けた要望書について

年2回定例で行われている懇談会で、担当課と意見交換を行う。事前に要望書を提出するので何かあれば出していただきたい。

・毎回出していただいているが、せいがの待機問題。今年度も個別対応で結局定員36名のところ48名の受入れとなっている。それでも3年生の入所状況は厳しく、来年以降も不安との声が出ている。せいがに聞くと、補助金も36名の時とさほど差は無く、運営が大変とのこと。区には何かしらの対策をして欲しい。

・せいがに行くメリットは?

・保育園から先生も一緒に持ち上がるので、子どもが慣れており安心。保育園にもお手伝いに行く機会もあり、顔なじみも多い。狭いが、1年生にとっては良い環境と思われる。保育園と一体だというメリットが大きい。

・異なる施設との一体化ということでは参考にしたい。が、ことぶき館と一体の施設がほとんどなのにも関わらずメリットが生かされてない。

・中落合にも学校内学童ができると聞いた。休園中の幼稚園舎を利用するとのこと。近いので中落合がどうなっていくのか心配。他校に行っている子どもの行き場が無くなってしまうのでは?と心配している。

・区は保育園の卒園児童の人数から学童の必要数を予測することはできないのか?

・予測はある程度できる。区には粘り強く言っていくしかない。

・新宿区では「待機はさせない」としているので、基本的にはどこかには受入れる。

・新宿でも3年生になると学童に入れないという事態になったことがあり、連協ができたという経緯がある。

・学童クラブは保育園のように長く運営している民間の事業者は無い。新宿区で委託している業者も初めて運営したところばかりだった。一方で、新宿区には公設公営館で数十年培った学童クラブのノウハウがある。

・現在は区は「全部は民間委託しない」「公設公営は残す」と言っているが、今後はわからない。保護者が関心を持ち続けないと危うい。

・保育士や教師と違い“学童の指導員を養成する機関”は無い。新宿区では一定の資格を持った人を採用することになっているが、民間委託になってからは人の入れ替わりも多く、実態がつかめていない。

・大野課長が区の会議で「公設公営館を残すのは難しい」と発言。区の職員として館長だけを残すというイメージだと説明していた。区長は「残す」と言っているが、担当課としての考えは変ってきているようだ。

・「民間になるとサービスが拡充する」というのが区の決まり文句。要望の高い保育時間延長は何度言っても「公営ではできない」の一点張り。

・都研集会にはテンプスタッフウィッシュから10名参加した。指導員が預かっているだけでいいのか?子どもたちにどう関わったらいいのか?がわからないらしい。指導員学校、指導員研修会にも民間業者からの参加が増えているという。安全であればいい、預けられればいい、ということでは無く、保護者はより関心を持たなければならない。子どもがどう過ごしているか?友達とどう関わっているか?など保育の中身も十分みていただきたい。

・懇談会では「公設公営は無くささない」ことを再度確認したい。無くしてしまったら切磋琢磨も何もない。

・おやつについても実態を把握したい。

・有料化されたときの説明は「4000が保育料、2000がおやつ代」としていたが、現状がどうなっているか不明。

・負担が大きいため、父母会による夏休みの弁当注文をやめ、「買い弁」をOKにすることにした。買いに行くときは指導員が付き添う。テンプスタッフウィッシュより「木曜日をカレーの日にして、ご飯も含めて提供する」との提案があった。費用はおやつ代で賄うという。外遊びも父母から要望して増やしてもらった。

・これだけ色々な事業者が入ると質が心配。区はきちんと把握し、指導する体制があるのか?ただ遊んでいるだけでは物足りない。プラスアルファの教育的な観点が必要なのではないか?と思う。

・一生懸命なのはわかるが、民間、公設公営関係なく子どもたちの関係をよくみて指導していくスキルが必要では。

 

その他要望があればメーリングリスト等でお知らせいただきたい。

懇談会の日程と場所は区と調整し決定。決まり次第ML等でお知らせする。

 

 

3)指導員の状況

ある館で子ども同士でのトラブルがあったが、指導員は見ているだけだった・・・ということがあり、保護者から不安の声が届いた。皆さんから現状を伺い、必要であれば要望書に上げていきたい。子どもがいる場所でトラブルは当たり前だが指導員の関わり方に注目している。

・西落合では児童館と学童のスペースが分かれているため、日常的なトラブルはない。

土日は児童館も業者が運営しているが、同じ会社の指導員にもかかわらず、平日の先生のことを知らず驚いた。引継ぎがされていないのかも。

・公設館でも日曜はシルバーさんが見守っており、引継ぎ等の管理はされていない。

・区は切磋琢磨と言いつつ、民間との交流や研修はほとんどされていない。再度申し入れたい。

・結局は人だと思う。子どもたちにとっては大切な時間なので、しっかりとみてほしい。

・学校に比べると学童へは保護者の意見を反映できる余地があるように思う。

 

 

4)連協大運動会&バザー

子どもだけでなく、大人もみんなで参加する大好評の運動会。

父母会に日程を早めにお知らせし、空けていただくようにする。

バザーのための物品を取り置き願いたい。(壊れたものや賞味期限切れのものは不可)

10月31日(日)

場所は

第一候補 牛込二中(昨年開催した場所)

第二候補 牛込一中

 

・参加人数が少ない館同士で合同チームにできると良い。ケガの場合の対処方法、連絡方法を明確にして知らせていただきたい。

→開催までに整備したい。

 

 

5その他

特になし

以上